コーチングとは?
コーチングとは、「相手の人の能力を高め、適切な行動と、望ましい結果を創るためのコミュニケーションスキル」です。
ティーチングでは、相手にやり方や解決方法を教えるため、教える側の限界が相手の限界をつくってしまいかねません。一方、コーチングでは、相手が自らやり方や解決方法を発見したり、編み出したりできるような会話を行うのですが、コーチが実現したことのないことでも、相手に限界ではなく結果をつくることができたりします。
スポーツ選手のことを思い浮かべるとわかりやすいでしょう。イチロー選手や石川遼選手など、一流と言われる選手をコーチしている人が、同じような結果を出していたかと言えば、必ずしもそうではありません。コーチする側に、相手が取り組む分野の経験や実績がなくても、相手に結果を出せる―そんなコミュニケーションスキルが、コーチングなのです。
いま、自分の成長や前進したいことを思い浮かべてみてください。
それを誰かに話してみて、「こうしてみたら?」とアドバイスを受けてみても、しっくりこなかった経験はありませんか? こんな会話の時、何がおきているかといえば、相談した相手が「自分なら○○するから、そうしたら?」というアドバイスをしているので、その人ならこうする!という意見を言われているだけなのです。アドバイスした人は大満足、相談した人はなんだかしっくりこない・・・ということになりかねません。
自分が手に入れたい結果に、しっかりとたどり着く手がかりは、自分自身の中にあります。ただ、それが自分一人では堂々巡りになったり、前進のきっかけに気づいていないだけだったりするのです。いまの自分はどんな状態なのか、自分が手に入れたい結果の向こう側に自分は何を望んでいるのか、その結果に行き着くためにどんな方法やアイディアが見つけられるかーこうしたことをしっかりと自ら探究し、自ら行動を起こしていけるような関わり方がコーチングのもつ、本質的なコミュニケーションだといえます。